【2018.7.22】
先日、ロシア映画『ボリショイ・バレエ 2人のスワン』(7月7日から渋谷他で公開中)を鑑賞しました。
ロシア国立ボリショイ・バレエ・アカデミーに入学した2人の少女を中心に描かれた青春物語で、主役とそのライバル役の2人は本物のバレエダンサーのため、バレエシーンは臨場感に溢れ、大変見応えがありました。
ところで、映画に登場するような外国人バレエダンサーやバレエ団が日本で活動を行うためには「興行ビザ」を取得する必要があります。
「興行ビザ」とは、就労が認められている在留資格のひとつで、外国人の方が演劇、演芸、歌謡、舞踊又は演奏の興行に係る活動またはその他の芸能活動を日本国内で報酬を得て行おうとする場合に必要となるビザです。
日本国内で世界各国の文化や芸術に触れる機会を与えてくれる「興行ビザ」は、私たちにとっても大変有益なビザであると思われます。
とはいえ、入国した外国人による不法就労や不法残留が多発し、平成18年6月1日より興行ビザに関する基準省令が改正され、興行ビザの取得基準が厳格化されることとなりました。現在では、「興行ビザ」は取得困難な在留資格のひとつとなっています。
「興行ビザ」は、日本国内で行う芸能活動の形態によって4つの基準に分かれており、各基準によって準備する必要書類が異なります。
詳細は こちら(法務省のサイト)
必要書類が多く複雑な「興行ビザ」ですが、当オフィスではこれまで多くのロシア人アーティストの来日に関わってまいりましたので、申請をご検討の際は是非お気軽にご相談ください。
「興行ビザ」を含む在留資格認定証明書交付申請については こちら
お問い合わせは こちら
公式サイトは こちら